
『新しき年の扉』
門のまえには
虎がいた。
その扉守は
だまってわたしを見据えている。
崩れていった
おのれの境界線
そこからなにを
観ていくのか
これから
なにもかもが
おそれさえも
すぐさま
めのまえに現れる。
この道を通るもの
この門をくぐるものこそは
ほかの誰でもない
おのれを通り
くぐり抜ける者と知るだろう。
それでも行くか
この山
登るか。
この道を
笑いながら
ふみしめ行かんとするものよ。
観ていくのだぞ
視て
ゆくのだぞ。
休んでもいい
踏みしめながら
立ち止まらずに
何が起こるのか
何が起きているのか
起きている
本当の芯のところを
見据えて行くのだぞ。
なにものにも
ならず
ただ
ふみしめいくのだ。
われは力を貸そう
なぜなら
その心にたぎる
うまれはじめた
赤きもの、
垣間みたゆえに……。
扉はひらかれた。
わたしは佇み
この道を見据えゆく。
ウチなる
おのれの
赤き灯火だけを
たよりにして……。
(c) Atelier Star Fish 2009.12.25
Tomomi Natsume.
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12/21(月)『ほしうを工房☆お絵描き教室』&
しずくライアーハープ演奏も、無事に終える事ができました♪
虎の版画は、お絵描き教室にて
みんなそれぞれ彫り上げたものであります♪



来年も、いろいろおこってくる
めまぐるしい流れを
自分なりにしっかり見つめていきたいとおもいます☆
ではでは、また!
『ほしうを工房』なつめともみ
(c) Atelier Star Fish 2009.
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